白金抵抗素子

温度の原点、白金抵抗素子

白金抵抗素子とは、白金測温抵抗体の温度を感知する心臓部、感温部となります。
使用される白金線は、高純度であり、特性値に影響がないよう厳重に保管、管理されています。
白金抵抗素子の精度を最大限に発揮させるには、白金の純度が最も大きなファクタとなります。白金線に合わせるその他の部材も更にその相性が最重要となり、部材は全て独自の技術によって吟味し最適なものを使用します。その特性を発揮させるために清潔な製造工程で熟練された作業者によって製造され、抵抗の歪や抵抗値ドリフトを最小限に抑えられるとともに、安定性・再現性に優れたものになります。

特徴

【1】セラミックス型白金抵抗素子
この白金抵抗素子は、白金線と高純度セラミックス(Al2O3 99.9%以上)から形成されます。構造は、セラミックスボディに白金線をコイル状にした巻線が組み込まれたものになります。穴が貫通しているセラミックスボディにコイル状に巻かれた白金を1穴毎に通していきます。このときに、コイルを潰してしまったり、傷つけたりしてしまうと不良品になるため、熟練された作業者の手によって慎重に通されます。

Pt100Ωで世界最小級のMC-0401白金抵抗素子は、セラミックスボディが外径φ0.4mm、長さ1.5mmの断面にφ0.09mmの穴を4つ開けることが可能になったことと、製造技術の向上によって、8μm(0.008mm)の超極細白金線を製作することが可能になったことから、ここまで小さいPt100の白金抵抗素子が製造できるようになりました。
型式 素子数 外径
(D/mm)
長さ
(L/mm)
抵抗値
S W
MC-0401   0.4±0.1 1+1/-0 100Ω
MC-0403   0.4±0.1 3+1/-0 100Ω
MC-0405   0.4±0.1 5+1/-0 100Ω
MC-0803   0.8±0.1 3+1/-0 100Ω
MC-0805 0.8±0.1 5+1/-0 100Ω
MC-1203   1.2±0.15 3+1.5/-0 100Ω
MC-1205 1.2±0.15 5+1.5/-0 100Ω
MC-1603   1.6±0.15 3+1.5/-0 100Ω
MC-1605 1.6±0.15 5+1.5/-0 100Ω
MC-1210   1.2±0.15 10+1.5/-0 1000Ω
型式 素子数 外径
(D/mm)
長さ
(L/mm)
抵抗値
S W
C-0408   0.4±0.1 8+1/-0 100Ω
C-0808 0.8±0.1 8+1/-0 100Ω
C-1210 1.2±0.15 10+1.5/-0 100Ω
C-1610 1.6±0.15 10+1.5/-0 100Ω
C-1615 1.6±0.15 15+1.5/-0 100Ω
C-2010 2.0±0.15 10+1.5/-0 100Ω
C-2015 2.0±0.15 15+1.5/-0 100Ω
C-2815 2.8±0.15 15+2/-0 100Ω

※R(100)/R(0)の特性値を1.3916にしたJPt100白金抵抗素子も製作できます。
【2】ガラス型白金抵抗素子
ガラス型白金抵抗素子は、ガラスのボディに360°白金線を巻きつけた構造になります。巻き方には誘導巻き、無誘導巻が選択できます。通常は無誘導巻のほうが多く使用されています。
最小級のMG-0802白金抵抗素子は、外径φ0.8mm、長さ2mmの中にPt100Ωになるように均一のピッチでガラスの芯棒に白金線が巻かれている構造で、全て熟練された作業者の手で1本毎に製造されます。主に、ガラス型白金抵抗素子は、物体の異方性に関係なく測れるので風速や流量の測定に適しています。

型式 素子数 外径
(D/mm)
長さ
(L/mm)
抵抗値
S W
MG-0802   0.8±0.15 2+1.5/-0.5 100Ω
MG-0805   0.8±0.15 5+1.5/-0.5 100Ω
MG-1002   1.0±0.15 2+1.5/-0.5 100Ω
MG-1005   1.0±0.15 5+1.5/-0.5 100Ω
MG-1202   1.2±0.15 2+1.5/-0.5 100Ω
MG-1205   1.2±0.15 5+1.5/-0.5 100Ω
MG-1502   1.5±0.15 2+1.5/-0.5 100Ω
MG-2002   2.0±0.15 2+1.5/-0.5 100Ω
型式 素子数 外径
(D/mm)
長さ
(L/mm)
抵抗値
S W
G-1010 1.0±0.15 10+1.5/-0.5 100Ω
G-1210 1.2±0.15 10+1.5/-0.5 100Ω
G-1610 1.6±0.15 10+1.5/-0.5 100Ω
G-2010 2.0±0.15 10+1.5/-0.5 100Ω
G-2015 2.0±0.15 15+1.5/-0.5 100Ω
G-2810 2.8±0.15 10+1.5/-0.5 100Ω
G-2815 2.8±0.15 15+1.5/-0.5 100Ω

※R(100)/R(0)の特性値を1.3916にしたJPt100白金抵抗素子も製作できます。
【3】機械的な歪が小さく、安定性に優れた巻線型白金抵抗素子
エッチングによって形成された抵抗線と違い、0.020mm以下の白金抵抗線をコイル状になるように形成している構造から、伸び縮みや歪が最少な状態で優れた安定性を実現します。
【4】追加加工を賜ります
使用環境に合わせて弊社にてアッセンブリさせていただきます。
ステンレスの保護管へ封入して使用する場合でも、素子のサイズを指定することが可能です。先ずはご相談ください。
※素子単体での断線等における責任は負えかねますので、予めご了承ください。

仕様

製品仕様
抵抗値Pt100Ω, JPt100Ω
階級(許容差)JIS A級 ±(0.15+0.002|t|)、B級 ±(0.3+0.005|t|)
規定電流0.5mA, 1mA, 2mA
使用温度範囲-200℃~+650℃(ガラス素子は500℃まで)
温度特性R(100)/R(0)≒1.3851
ネツシンテクノロジーの導入事例はブランドサイトをご覧ください。
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