一般校正

独自の発想力と創造力であらゆる温度計の校正を行います

業界をリードする温度センサメーカーとして、ネツシンでは、信頼性の高いさまざまな校正業務を提供しています。

校正とは

「計器又は測定系の示す値、若しくは実量器又は標準物質の表す値と、標準によって実現される値との間の関係を確定する一連の作業」と定義されています。(計測用語 JIS Z 8103:2000より)

ネツシンで行う通常の校正とは

国家計量標準に対してトレーサブルである温度計や機器の示す値(標準)と、その値に対するお客様からお預かりした製品の値の関係(測定結果等)を、成績書及びトレーサビリティ証明書を発行する業務を行っています。

現在、校正を受け付けている主な製品の種類

白金測温抵抗体、熱電対(抵抗体は抵抗値、熱電対は熱起電力値を校正)、及び指示計器付温度計(抵抗体や熱電対を指示計器に接続して温度表示値を校正)の3種類であり、これらを『定点校正』又は、『比較校正』のどちらかの方法で校正します。

① 定点校正

現在の温度標準である1990年国際温度目盛(ITS-90)によって定義されている定点を再現し、その温度において温度計を校正する方法です。標準用の白金抵抗温度計の場合、使用する温度領域に応じた定点で校正すると、定義定点間の温度は、定められた関数で補間できます。

【例】水の三重点(0.01℃)
純粋な水において液相、気相、固相が共存する熱平衡状態を再現します。
一般的に水の三重点セルと呼ばれるガラス製の密封容器内で実現され、±0.0005℃より良い再現性が得られます。
中央部のガラス管(上側が開放)に温度計1本を挿入し校正します。

※他の定義定点としては、
  水銀の三重点(-38.8344℃)、
  ガリウムの融解点(29.7646℃)、
  インジウムの凝固点(156.5985℃)、
  スズの凝固点(231.928℃)、
  亜鉛の凝固点(419.527℃)、
  アルミニウムの凝固点(660.323℃)、
  銀の凝固点(961.78℃)、
 などがあります。

② 比較校正

上位機関等で校正された標準用温度計と被温度計の値を、恒温槽や電気炉の中で比較して校正する方法です。
恒温槽又は、電気炉内の温度安定性と分布の均一性にもよりますが、一般的に同時に複数本の温度計を校正できるので、工業計測に使用される温度計全般の校正に多く用いられています。
恒温槽に用いる熱媒体に関して、弊社では-50℃~80℃の低温域、80℃~200℃の中温域、200℃~420℃の高温域に分けて管理しております。

トレーサビリティ体系図
温度校正を必要とする場合の注意点

温度校正を必要とされる場合、一部の温度センサ仕様によってはお引き受けできないケースがあります。新規ご注文の際は温度センサの製作過程(半完成品の状態)で温度校正を行うことも出来ますが、ご購入後のお引き受けはできませんのでご注意下さい。

【温度校正に必要な条件例】
温度範囲-50℃~200℃,校正精度±0.1℃の場合
・感温部の幅 8mm以下
・感温部の長さ 200mm以上
・リード線の長さ 100mm以上
・規定電流 2mA以下

※詳細は「比較校正」を参照下さい。

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