高い技術で世界最小級SPRTの開発に成功

ネツシンは、独立行政法人産業技術総合研究所と共同で、世界最小級の標準白金抵抗温度計(SPRT)用セラミックス白金抵抗素子の開発に成功しました。
白金抵抗素子は、外径φ0.8mm、長さ8.0mmと小さく、純度99.9%以上の高純度セラミックスと99.999%以上の高純度白金線を用いた巻線型の白金抵抗素子です。(NSR-C0808)
また、セラミックス外径φ1.2mm、長さ10mmのNSR-C1210も用意しています。いずれもITS-90に準拠しています。

世界最細級のサイズ

NSR-C0808白金抵抗素子を用いた場合、ステンレス保護管外径φ1.0mm×内径φ0.85mmに組込むことが可能となり、世界で最も極細のSPRTを実現しました。使用温度は、230℃(錫(すず)の凝固点(231.928℃))まで使用することが可能で、現在は500℃までの拡張を目指して開発中です。

製品名 NSR-Uシリーズの仕様 NSR-Sシリーズの仕様
白金抵抗素子 NSR-C0808(外径φ0.8mm、長さ8mm) NSR-C1210(外径φ1.2mm、長さ10mm)
温度特性 R(Ga)/R(0.01)≧1.11807
規定電流値 0.2mA, 0.5mA, 1.0mA
使用温度範囲 0~240℃
安定性 ±2mK(0.002℃) ±1mK(0.001℃)
ステンレス保護管 外径φ0.1mm 外径φ1.6mm

経時変化が小さく、高い安定性を実現

NSR-U230は、250℃アニール後の水の三重点(0.01℃)での繰り返し再現性は±2mK(0.002℃)以内で、非常に安定しています。また、小さい熱容量で、高いレスポンス(応答性)を実現しています。

NSR-U230安定性試験データ(一例)

250℃のアニール後に水の三重点(0.01℃)にて測定しました。

NSR-S230安定性試験データ(一例)

250℃のアニール後に水の三重点(0.01℃)にて測定しました。

専用冶具を使用することでTPWまたはMPGaの測定が可能

保護管長が短い形状でも、絶縁低下の心配がなく水の三重点(0.01℃)またはガリウムの融解点(29.7646℃)で温度校正を行うことが可能です。

NSR-C0808またはNSR-C1210を現場で使用することが可能に

NSR-C0808またはNSR-C1210は、一般的に工業計測の分野で使用される大きさと同じものになります。例えば、この白金抵抗素子を表面測定用の金属ブロックなどに組み込むことで表面測定を小さな不確かさで作業現場でも使用することが可能になります。

製品名 細管型常用標準白金抵抗温度計
型式 NSR-S230 NSR-U230
抵抗値(at0℃) 100Ω±1Ω
規定電流 0.2mA, 0.5mA, 1.0mA
温度特性 R(Ga)/R(0.01)≧1.11807
使用温度範囲 0℃~230℃
安定性 ±1mK(±0.001℃) ±2mK(±0.002℃)
感度 0.4Ω/K
絶縁抵抗 DC100V/100MΩ以上
保護管材質 SUS316
保護管外径 φ1.6・φ2.0(mm) φ1.0(mm)
保護管長さ 最大 600mm/最小 50mm 最大 600mm/最小 30mm
リード線 耐熱ビニール被覆線(スーパーフレックス)
導線形式 4導線式

製品についてのご質問や
ご相談がございましたら
お気軽にお問い合わせください

カタログダウンロード

NSR-U160/230/500

TOP