一般的な熱電対

工業界の中で一番多く使用されている熱電対!

異種金属線を閉回路になるように接続し、一端を加熱し、もう一端を冷却することで回路内に電流が流れ、熱起電力が発生します。この原理からなる『ゼーベック効果』を利用した温度計が熱電対です。

特徴

熱電対とは

異種金属線を閉回路になるように接続し、一端を加熱し、もう一端を冷却することで回路内に電流が流れ、熱起電力が発生します。この現象を『ゼーベック効果』といい、図に示すように2種類の異種金属線と2ヶ所の接合点から形成され、この原理からなるゼーベック効果を利用した温度計を熱電対といいます。

熱電対についてはこちらの PDFをご確認ください。

冷接点と測温接点

2ヶ所の接合点のうち、一端を0℃に保ちます。これを『基準接点』または『冷接点』といいます。もう一端は測定したい温度にします。その接点を『測温接点』といいます。

+脚と-脚

熱電対を構成する2種類の異種金属線に温度差を与えます。そのときに測温接点の温度を基準接点の温度より高くした場合、両端の接触電位差の大きさが変化して平衡でなくなります。このとき電流は、測温接点から基準接点の方向に流れる導体(高い温度から低い温度の方向)を+脚といい、もう一方の方向(低い温度から高い温度の方向)を-脚といいます。

形状

製品仕様

熱電対の種類 TC-K
測温接点 非接地型(タイプU), 接地型(タイプG)
接点数 1対式:シングル(S)
許容差 クラス1, クラス2
補償導線の種類 ビニール被覆、ガラス被覆、フッ素樹脂被覆 など

被覆熱電対

取り扱いやすいシンプルな熱電対!

ビニール・ガラス・フッ素樹脂などで被覆加工した熱電対素線を先端ジャンクション(測温接点)しただけのシンプルな熱電対で取り扱いも容易に行えます。
ネツシンでは、ご使用になられる温度や環境によって材質を選定し、ご希望の寸法にカットして加工を施し、納入後すぐに使用可能なセンサとしてお届けします。

ビニール被覆熱電対 記号:G

電気的性質・耐水性・機械的性質などに優れています。

使用温度範囲 -20℃~+90℃
熱電対の種類 外被覆色 導体径(mm) 型式 仕上り外径
K φ0.1 K-G-0.1 1.0×1.5
φ0.2 K-G-0.2 1.2×1.8
φ0.32 K-G-0.32 2.1×3.2
φ0.65 K-G-0.65 2.6×4.0
T φ0.1 T-G-0.1 1.0×1.5
φ0.2 T-G-0.2 1.2×1.8
φ0.32 T-G-0.32 2.1×3.2
φ0.65 T-G-0.65 2.6×4.0

ガラス被覆熱電対 記号:H

耐熱に優れています。

使用温度範囲 0℃~+180℃
熱電対の種類 外被覆色 導体径(mm) 型式 仕上り外径
K φ0.1 K-H-0.1 0.8×1.2
φ0.2 K-H-0.2 0.9×1.3
φ0.32 K-H-0.32 1.4×2.3
φ0.65 K-H-0.65 2.0×3.4
T φ0.1 T-H-0.1 0.8×1.2
φ0.2 T-H-0.2 0.9×1.3
φ0.32 T-H-0.32 1.4×2.3
φ0.65 T-H-0.65 2.0×3.4

フッ素樹脂(FEP)被覆熱電対 記号:6F

電気的性質・耐熱・耐寒・耐油・耐薬品性に優れています。

使用温度範囲 -200℃~+200℃
熱電対の種類 外被覆色 導体径(mm) 型式 仕上り外径
K φ0.1 K-6F-0.1 0.8×1.2
φ0.2 K-6F-0.2 0.9×1.4
φ0.32 K-6F-0.32 1.0×1.6
φ0.65 K-6F-0.65 1.5×2.5
T φ0.1 T-6F-0.1 0.8×1.2
φ0.2 T-6F-0.2 0.9×1.4
φ0.32 T-6F-0.32 1.0×1.6
φ0.65 T-6F-0.65 1.5×2.5

セラミック編組被覆熱電対 記号:CF

耐熱・絶縁抵抗特性に優れています

最高使用温度 400℃~750℃
熱電対の種類 外被覆色 導体径(mm) 常用限度温度 型式 仕上り外径
K 自然色+青スジ φ0.32 400℃ K-CF-0.32 1.6×2.4
φ0.65 650℃ K-CF-0.65 2.2×3.3
φ1.0 750℃ K-CF-1.0 2.6×4.2

形状

製品仕様

熱電対の種類 K型, T型 (その他はお問い合わせください)
許容差 クラス1, クラス2
温度範囲 被覆の種類による

熱電対の許容差と使用温度限度についてはこちらの PDFをご確認ください。

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